クワガタ飼育>前蛹〜蛹化 |
前蛹(ぜんよう)〜蛹化(ようか) |
幼虫は時期が来ると蛹になるための準備として蛹室(ようしつ)を作成します。 飼育温度や個体の大きさにもよりますが、おおむね蛹室作成から蛹化までは1〜2ヶ月、蛹から羽化するまでに更に1〜2ヶ月必要です。 前蛹とは幼虫が蛹になる直前の状態で、黄色い体にシワが出来て真っ直ぐな状態になります。この時期は非常にデリケートなので、容器をあまり触り倒さない方が良いです。(^^; |
Q1.蛹室を壊してしまったら? | |
クワガタの幼虫は瓶の側面に沿って蛹室を作成する事が多いですが、中には瓶の真ん中に作成して外からはわからない場合も多々あります。 この場合、瓶の交換をしようとして掘り起こしてみたら蛹室を壊してしまった・・・という事もよく起こりますが、蛹室の中に落ちてしまった菌糸の塊などを取り除けばそのままでも特に問題ありません。 ただし、あまり酷いようでしたら人工蛹室に移しましょう。 ※人工蛹室は園芸用のオアシスなどでも作成出来ます が、G-Collection製のドロンパくん&バケラッタくんが おすすめです。 |
Q2.幼虫が瓶の底に蛹室を作成してしまったら? | |
底から見て蛹の体が1/3以上見えるようだと羽化時に体を回転出来なかったり、羽化時の水分が溜まって羽化不全になる可能性が高いです。 この場合は瓶を横にするか人工蛹室に移します。 (個人的には瓶を横にするのがオススメです) |
Q3.幼虫が狭い蛹室を作成してしまったら? | |||
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♀の場合はあまり神経質になる必要はありませんが、♂の場合は蛹室が狭いと頭部を起こせなかったり、下翅を伸ばせなかったりして羽化不全の原因となります。 この場合は蛹室の上部を取り除いて露天掘りにするか、人工蛹室に移すのが安全です。 |
Q4.菌糸が劣化したら? |
蛹時に菌糸が劣化してしまった場合も羽化不全になりやすくなります。 この場合は素直に人工蛹室に移しましょう。 ※ただし、むやみに人工蛹室に移せば良いというわけでもなく、かえって悪い結果になる場合もありますので、 基本的には自然にまかせるのが一番です。 |
Contents |
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