|
1.産卵木に加水する |
産卵木を水に浸け、重しを乗せて1時間程度加水します。(重しを取った時に産卵木が水面からあまり出ていなければOKです。)
尚、乾燥処理されていない霊芝材やカワラ材は加水の必要がありませんので、利用する場合は販売店等にご確認下さい。 |
|
|
2.産卵木の樹皮を剥く |
樹皮は剥いても剥かなくてもかまいませんが、全て剥いた状態でマットに完全に埋めないで使用すると青カビが発生します。(ただし、♀が産卵行動に入ると消えていきます。)
また、樹皮を残した状態でマットに完全に埋めないで使用すると白カビが発生しますが、こちらは♀が産卵行動に入っても消えない事が多いです。
(腐界の森になります・・・。(^^;)
私は産卵木を完全に埋めない時は乾燥&転倒防止のために樹皮を残す事が多いですが、全て剥いでこまめに霧吹きする方が良いかもしれません。(苦笑) |
|
|
3.産卵木を乾燥させる |
ケースに新聞紙を敷き、半日程度乾燥させます。 |
|
|
4.マットに加水する |
マットを手で握って崩れない程度に加水します。
(マットを強く握った時に水滴が落ちるようだと多いです。) |
|
|
5.ケースの底面にマットを2〜3cm固く詰める |
マット産みの種類はこの部分に産卵する事も多いです。
|
|
|
6.産卵木を入れ、マットを柔らかく詰める |
産卵木を入れ(小ケースなら1本、中ケースなら2本程度)、マットを詰めていきます。完全に材を埋めた場合はその後の加水(霧吹き)はほとんど必要ありませんが、完全に埋めない場合は定期的に霧吹き等で加水します。
ちなみに、国産オオクワガタの場合は産卵木を埋めなくても採卵可能です。 |
|
|
7.エサ&♀を入れる |
産卵木をマットに完全に埋めた場合は転倒防止材も入れておきます。あとはエサ切れ、乾燥に注意して管理すればOKです。
おまけ:ダニ対策をする
水を張ったプラスチック製のキッチンパッドに飼育
ケースを入れておきます。
※詳しくは「コバエ&ダニ対策」を参照して下さい。 |
|
|
8.採卵セットから♀を取り出す |
約一ヶ月程度経過して♀がマットの上に頻繁に出てくるようであれば産卵は終了しています。♀を取り出して更に約一ヶ月程度そのまま保管しておきます。
※♀は産卵で疲れていますので、十分にエサを与えて休
ませてあげましょう。 |